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令和6年度情報化推進統合拠点新任教員講演会の開催

2024.05.13
拠点

情報化推進統合拠点では新任教員2名の講演会を開催します。
学内外の多くの方にご参加いただけければ幸いです。
ご参加を希望される方は下記のフォームから申込ください。

参加申込フォーム: https://forms.office.com/r/sGNXdk4fFN
申込期日:5/22(水)
※ビデオ会議URLは申込期日の翌日にご登録した抱いたメールアドレス宛に送付いたします

情報化推進統合拠点 令和6年度新任教員講演会

日時:令和6年5月27日(月)13:00~15:00
場所:香川大学情報メディアセンター1階 コモンズスペース(オンライン併用)
                         

プログラム

13:00 開会挨拶  林 敏浩(香川大学情報化推進統合拠点拠点長/副理事)

13:05 講  演  竹原 一駿(香川大学情報メディアセンター 助教)
「サイバー攻撃を防御するためのセキュリティ保護システムとセキュリティ人材育成システムについて」
・講演概要
近年、企業などの組織へのサイバー攻撃は日々高度化し、ソフトウェアの実装や運用設定にある脆弱性を利用することが多い。このような攻撃から防御するために、攻撃を防ぐための情報を収集しておくこと、事前に攻撃の対象となる機器に事前対策を施すことが重要である。講演者は、上述の防御方法を実現するために、その組織にのみ関連するセキュリティ情報を提示する専用検索エンジン、組織の中で脆弱性を持つ機器を見つけ対応を自動的に行う保護システムについて研究した。一方、これらのシステムを活用しても最終的な判断や操作を行うのはセキュリティ人材であることから、人材育成が必要である。そこで、攻撃への対処を何度も実践することで誤りの経験から正しい対処手法を学習できるセキュリティ人材育成システムについて研究した。本講演では、これらのシステムの詳細と、今後の抱負を述べる。

14:00 講  演  油谷 知岐(香川大学DX推進研究センター 助教)
「学習経験の抽象化と汎化によるメタ学習の知的支援」
・講演概要
高等教育では、専門分野の知識を頭にいれることに加え、自分の学習経験から学び方そのものを学び自律的・持続的に成長を続けるメタ学習を促す教示が大切である。こうした教育は、ゼミナールなど、指導者と学習者の密なインタラクションを通じた徒弟的な個別指導の中でも実践されてきたものである。しかし、こうした教育実践は指導者の経験知に委ねられた暗黙的な取り組みであり体系化されておらず、また、個別適応的で密なやり取りが必要になるためこうした教育を展開・普及することは容易ではない。講演者はこれまで、「理解したつもり」の学習者に「さらに読み取る余地があることへの気づき」を促し、メタ学習に繋がる有望な学習機会を創出する個別適応的な学習支援システムと、その学習経験の抽象化と汎化によるメタ学習を促す教育プログラムを開発してきた。本講演では、これらを用いた系統的かつ展開可能なメタ学習の知的支援技術について紹介する。

14:55 閉会挨拶  八重樫 理人(香川大学情報化推進統合拠点副拠点長/情報メディアセンター長/DX推進研究センター長)

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