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今注目される“情報セキュリティ”を楽しく学ぶ 「第2回 香川県警×香川大学CTFコンテスト」を実施しました

2024.02.08
サイバーセキュリティ

近年2年連続で「フィッシングによる個人情報の搾取」が個人における情報セキュリティの重大脅威に挙げられるなど、技術者だけでなく市民目線でも正確な情報を見抜く力が求められています。

CTFコンテストはコンピュータセキュリティ技術に関する競技です。今回のコンテストでは、1時間30分の競技時間内にクイズ形式で出題された25問を早く正確に解き、スコアを競います。早く解けるとボーナス点が加算される一方、ヒントを使った場合には加点が少なくなります。正解を導き出すためには、コンピュータの知識・技術のほか、柔軟な発想や情報を探し出す能力も必要となります。

2023年2月の初開催の際は香川大学生のみが参加対象でしたが、2回目となる今回は穴吹コンピュータカレッジの学生も加わり、合わせて58人が参加しました。また問題制作は香川県警察とトレンドマイクロの他、新たにSTNetと香川大学サイバー防犯ボランティア「SETOKU」が加わりました。

競技の結果は以下の通りです。

1位 小笠原直道さん(香川大学創造工学部)
2位 芝昌隆さん(香川大学創造工学部)
3位 高嶋晴人さん(穴吹コンピュータカレッジ)

競技終了後には出題者による解説があり、培った情報セキュリティの力が自分や周りの人の安全安心な生活に導くために活用できるよう、参加者が理解を深める機会となりました。

また、開催に協力いただいた香川県警察や各企業から1名ずつ登壇いただき、学生たちの就職を見据えた意見交換会も開催しました。

実際に業務で生かせる情報セキュリティの知識や技術の鍛え方は、というテーマでは、情報収集の大切さや検索結果をうまく生かす方法や調べ方が大事といった意見や、この場に参加していること自体で情報セキュリティ能力は上がっているといった激励の言葉が学生に向けて送られました。

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